技術の他社との相違
地下室による地熱利用技術は、居住空間とするには、採光と空気の入れ替えを行うことを前提とし、強制給排気を動力を用いて常に行う必要があり、湿度調整も常に必要です。
また、地中パイプによる地熱利用技術も空気の循環は動力を用いて行われ、湿度調整も必要です。しかし、ECOM工法による地熱利用技術は、施行後の動力利用は基本として必要としません。
それぞれの地熱利用技術は地下3m域から5m域の安定温度を住空間に利用する技術であり、この利用温度より高い温度を必要とするならば、いづれの技術も付加エネルギーを必要とします。
1月中の屋外日最低温度0~10℃、屋外日最高温度8~15℃のとき、室内温度は10~14℃に推移し、1日の温度差は3℃位でしょう。
この室内温度10~14℃は、春4~5月の外気日最低温度の温度帯域である。また、この4~5月の室内温度は16℃~18℃です。
従来の室内加温技術
- ストーブ:石油・ガス・木・木炭
- ヒーター:電気←発電(火力・水力・原子力)
- 配管式:水・空気←石油・ガス・太陽熱など
- 配管式:水・空気←電気←発電(火力・水力・原子力)
- 配管式:水・空気←地熱
・地中に深くパイプ・配管を埋設して、空気・水などを循環して室内を加温する。
・地下室を設けて保温維持する。
従来の建築物断熱保温技術
- 壁面:内断熱・外断熱(発砲樹脂・GWなど)
- 壁面(窓):複層ガラス・木製枠・樹脂枠
- 屋根面:屋根裏断熱(発砲樹脂・GWなど)
- 床面:床下断熱(発砲樹脂・GWなど)
- 基礎:内断熱・外断熱(発砲樹脂・GWなど)
- 土間コンクリート上・下:地中断熱(発砲樹脂・GWなど)
ECOMが始める省エネルギー新技術
- 地熱(恒温層)利用による建築物最低温度の昇温確保技術
- 外気最低温度プラス10℃以上を確保。
- 地熱利用は水・空気などの循環は必要としない。
ECOM技術の有用性
- 建築物(既設・新設)室内の最低温度の昇温確保により快適である。(足下が冷えない)
- 1月であっても室内は4月の最低気温、10℃と同じである。
- 地球エネルギー(地熱)の利用であり永続する。
- 施行後の運転エネルギー(費用)を必要としない。
- 大きい床面ほど技術利用効果が発揮できる。
- 地熱の有する地域(国内・国外)を問わず利用可能である。
- 温暖化防止対策に多大に貢献できる。
- 京都メカニズム対応可能(国際特許取得中)